Q&A スプーンを上手く使って食べられません

以前に食具を使うためにのお話をしてきたかと思います。今回は手先の育ちを踏まえて質問にお答えしていきたいと思います。

以前の復習にもつながりますが・・・

大人と同じ様に持つことはできていますか?〜大まかな流れの一例〜

①手掴み食べができる

②スプーンを上から握るって食べる

③色々な持ち方ができる(指先でつまむ・手のひらを上にして握る

④スプーンを3指持ちで食べる

では、なぜスプーンがうまく使えないのでしょう?

*スプーンを使う意欲はどうですか?

道具を使うことにあまり興味がないと手づがみ食べが中心かと思います。そのため、スプーンが使いたくなる環境の設定や声をかける。また救い易い食材から先に食べてみるなどの工夫をしてみると良いでしょう!また、おままごとや砂場遊びなどで道具を使う楽しさを知ることも大切ですね٩( ᐛ )و

*安定した姿勢は取れていますか?

これは、何度もお伝えしてきた内容かと思います。姿勢が正しく整っていることで、手がスムーズに動くことができるのです。足をついているかの確認やお尻が前にずっていく場合は滑り止めなどもお勧めです!また、体幹の筋力の弱さも認めているとしたら、姿勢を保ことができる遊びをご家庭の中で取り入れて見てください( ^ω^ )

*食事に集中できていますか?

一つのことを集中することが苦手なお子様の場合。みんなで食事することにうるさく感じて集中できないこともあるかと思います。不必要な刺激は排除してあげて落ち着くことが出来る環境を整えてあげましょう。また、注意散漫なお子様は気になるものは見えない様になどの工夫も必要ですね!

*イメージ力はどうでしょう?

体のイメージが上手く育っていないと、口までの距離感も感じることができずまた、食材に合わせて自分の手先も様々な方向に変えていくなどの視点が思いつきません。また経験が少ないことも同じ様に、スムーズにすくう事が出来ないのです。使い易い道具や、体を使った遊びの中でイメージにつながる内容を取り入れてみると良いでしょう!

*口と手の協調性が取れない

すくう事が出来ても、口がタイミングに合わせて動かないとこぼれてしまいます。口の周りの感覚を育てるために、シャボン玉や風船・紙風船などを行なってあげることも良いかと思います。

この様に、一つの道具が使えない原因にも様々な原因が隠れているのです!今お子様の状況にはどの様なことが当てはまるのかを一緒に考えて見ましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次の記事

考える力の育ち