食べる機能の発達について〜②〜

前回の投稿では、食べるためのプロセスを伝えました。今回は、自分で食べるためにはどんな機能が必要なのか?をお伝えしていきます。

👅口の条件

・一口量が咬み取れる

・捕食 咀嚼 成人嚥下ができる

✋手の条件

・口の真ん中に食べ物を運ぶことができる

・口の中が空になってから次を運ぶことができる

🧎‍♂️姿勢の条件

・手 目 口の機能がうまく使える様にコントロールできる姿勢が必要!

この様な条件が揃うことで上手に自分で食べることができるのです。

おおよそは、1歳になるまでに機能は獲得することができると言われています。また、食具を使ってのうまく食べることができるのは2年〜3年かかると言われています。

【成人嚥下】生後5〜6ヶ月ごろに獲得

  唇を閉じて、軽く奥歯同士が噛み合った状態!

【捕食】生後6ヶ月ごろに獲得

  唇で取り込むことで、したの選択に食べ物が乗ります。

【舌で押しつぶし】生後7〜8ヶ月ごろ獲得

【すりつぶし・咀嚼】生後9ヶ月〜11ヶ月ごろ獲得

  顎の動きに合わせて頬と舌がうまく動くき、食べ物を粉砕して唾液と混ぜて塊を作ります。ちなみに高齢者はこの行為が上手くできない人が多いです。

【咬断(こうだん)】

  前歯で自分にあった一口サイズにかみとること。

この様に色々な機能がうまく働いて初めて「安全に楽しく食べる」ことができます✨!

では、専門性がなくても簡単に評価できるポイントをお伝えしていきたいと思います( ^ω^ )

・捕食はどうです? ・一口量はどうですか? ・舌で押しつぶして咀嚼できていますか? ・塊はできていますか?

・ごっくんした後口の中は残っていませんか? ・むせていませんか? ・水分で流していませんか?

この様にたくさんの評価ポイントはありますが、自分に置き換えて一連の流れを細分化して考えてみると良いかと思います!

乳児期に食べる機能を高めていると・・・。安全に食事ができる!おいしいとかんじられる食べ物が増える!食事が楽しみになる!上手に発音するための基礎となる!この様に様々なことに影響するのです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。