ワーキングメモリー 〜⑤〜

今回の投稿は、読み書き障害とワーキングメモリーの関連についてお伝えしていきます。

読み書きにも獲得する段階があります。語彙や初期の読みには言語性の短期記憶が必要ですが、徐々に段階が上がるにつれて、言語性だけではなく、視覚性の短期記憶も関与するのです!

*音声を反復して声にだすことで長期記憶につながる!!!!!

*長い音は反復しにくいため、エラーを起こして、全てを覚えることができずに、違う記憶になってしまう可能性もある!

*知っている言葉(意味のある)がたくさん出ると自分なりに考えて一つのまとまりで処理する

【音韻認識】

単語がいくつの音に分かれているのかを認識する。単語での音がどの様な順番で並んでいるのかを認識できる。通常では4歳半ごろから認識が可能となり、ひらがなが読める前の必要な能力となります。

例:📢シリトリ→最後の音は?→シ/リ/ト/リ「リ」😲 の様に分析することができる

【文字への意味づけ】

例:📢リンゴ→最初の音は?→「🍎」の「リ」😲💡と音のカテゴリーをイメージして思い出して、文字と関連づける。

この様に、ひらがなを読み書きする前にもいくつもの段階を踏んでいくことが重要なのです!今回お伝えした内容は、音を拾って、何度も発声しながらイメージをつけていくことで言語性と視覚性の長期記憶=ワーキングメモリー につなげる過程をお伝えしました。次回は、その内容よりも深く読み書き・読解について説明していきたいと思います。

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