Q &A お箸が上手く使えません〜part1〜
今回は、よく質問を受ける日常生活動作についてです。お箸が上手く使えなくてどうしたら良いですか?とよく質問があります。
以前とうこうしたと思いますが、手先の協調性を育てるためには3段階5つの方法に大きく分かれてトレーニングを行うことが良いと言われています。
それでは、 それぞれの行動を分解して考えてみましょう。
1:利き手は確立していますか?
お子様の年齢にもよりますが、先にでやすい手があるかと思います。大体の人は右利きが多いため、食事や遊び、鉛筆を用いた遊びにて右手が第一に差し出してくるとおもます。しっかり行動を観察してみてください(^^)
2:肩はどうなっていますか?
道具を使用して、行う課題の際に肩の動きに注目してみてください。緊張して、耳の近くまで肩が挙がっていませんか?脇は開いていませんか?丸腰の様な姿勢になっていませんか?この様に行動一つに対しての確認してみてください。大体のお子様が上記の様な姿勢になっているかと思います。道具を使った練習を行っても道具を使いこなす事ができても動作の改善は致しません。何故なら、肩甲骨周りの筋力が発展していないからです。手先の操作性を向上していくためには、必要な筋力なのです。
3:補助手はどうなっていますか?
非利き手では、補助の手として使用することが多いです。その手がダラダラしていたら支えることはできません。両手の動作が同じ動きができる様になる事で、両手が異なった動きができる様になるのです!
まずは、この様に様々な視点からお子様の観察してみてください!きっとそれぞれの特徴を掴むことができて、そのご通っている療育先の先生に踏まえて相談すると内容の濃い回答をいただくことができると思います。
次回の投稿は、エジソン箸についてやそれぞれに対しての自宅でできるアプローチについてお伝えしていきたいと思います!