自宅でできる遊び~体や五感を使って~②
姿勢崩れについて…
何故姿勢崩れが起きるの?感じ方の鈍さが認められるからです!バランスを感じる受容器◎、姿勢を調整する回路◎、感覚を受け止める回路✕となり交通整理がうめくできずに「低反応の脳」という状態を作りだします。そのために見合った分の感覚の情報を入力したいが為に結果!!自己刺激行動が多くなり多動が作られるのです。
そして…眼球運動への影響、利き側への発達が支障、ボディーイメージの未発達等に繋がるのです。これはすべて、回転するあそびの中にある「前庭感覚」といったバランスを感じる事ができる機能に関与してくるのです。前庭感覚は、耳の奥にあり3つの部位が働きを担っています。
[実験]
①お子様と一緒にまずは20秒間で10回転程してみてください。いかがですか?止まった後の目の動きはどのようになっていますか?目が動いていないと怪しいですね…
②横書きの文章を普通に読む→紙を動かして読む事はできない→頭を左右に振っても文字を読む事はできますか?
この様に、目は素早くなめらかに動くように発達していきますが、その背景には前庭感覚の発達が関与しているのです!眼球の運動が不十分であると注視・追視・見渡す・なぞる事が苦手になってしまいます。
そこで本日は上記の感覚遊びを含んだ遊びをご紹介いたします。
遊び方
★椅子に座るか立って回る
↳その後に絵や数字をよむ、手にタッチ、シュート等
★布団や床にゴロゴロ
↳枕の山からゴロゴロ、途中でストップ、膝をかかえて、登って下る
★丸太になろう
↳丸太運び、後ろに倒れてみる
等など、アレンジを聞かせて前庭感覚の刺激に効く遊びをお伝えしました。