ADHDは治るの?

今回の投稿は、皆さんが気になっている症状が治るのか、改善するのかどうかという所だと思います。

どのお子様もそうですが、症状があるかと言ってお子様が日常生活に困難でなく、適応できるようになれば障害ではないかと考えております。そのため、親御さんも、本人も自分の特性をしり臨機応変にしていける様に支援していきます。

1環境調整や心理的支援支援

本人は、同じ行動をわざと行っているわけではございません。そのため、注意するばかりではなく、誉めてあげる事も大切です。また、言葉がけを「○○してはいけません」のような否定的な声かけではなく、「○○できると嬉しいな」等の少しの変化をつける事で互いに心の余裕が生まれる事もございます。ただ、すべて誉める事は難しいですよね?勿論互いに人間である為、余裕がないときもございます。怒ってしまう事で罪悪感を感じてしまう事も違うかなと思います。一つ提案として「3回は我慢するけど、4回目はしっかり怒る」等自分の線引きを決める事やまた、両親で話あい決める事でお子様を育てるにあたり、共有してストレスを軽減する事ができるのです。また、環境では周りの物は減らす、収納する等集中して欲しい場所だけでも片付けする事も良いでしょう。ご家庭に応じてできるポイントが異なってくると思いますので相談する事も良いでしょう!もちろんメールを送って頂いてもかまいません。

2感覚統合療法

以前の投稿で感覚統合について説明してきたかたお思います。お子様に応じて足りない感覚や取り込みすぎている感覚を遊びながら調整していく事で行動に変化が生まれてきます。

3薬物療法

今まで保護者様からよく、「薬はちょっと抵抗があるな…」との声を多く聞きます。確かに薬で治すとなるとなんかちょっと・・。依存したらどうしよう。やめられなくなったらどうしよう 。副作用とかないかな。子どもには負担かな。と様々な事を考えるかと思います。しっかり、認定されてDr.が処方する事ができ体重管理や食欲等管理を行います。また、年齢と体重等に合わせて量を決めていくので安心していただいても良いかと思います。効果としては私の経験から様々でしたが、明らかに改善し学校生活が楽になったお子様も見られています。年齢が高くなり認知が高まると、飲むと落ち着くなと感じるお子様もいると思いますので処方していただいたDr.に相談するとよいかと思います。すべてのお子様が対象ではない為、必ずしも必須ではございません。

私たち作業療法や支援者が行える事は上記2つの事です。ただただやってもらっているだけでなく、日々困っている事や成長した事を伝えていく事で一緒にお子様をサポートしていきたいと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です