眼のストレッチ
ビジョントレーニングはご存知でしょうか?
発達が気になるお子様の中には、ひらがなが上手く書けない、絵を描くのが苦手、同じ場所を何度も繰り返し読んでしまう、注意散漫、ダンスが苦手等の場面が見られるお子様もいらっしゃると思います。
原因の1つに「見えにくさ」が原因になっている場合もあります。今回は、そんな見えにくさを少しでも、改善できる様に自宅でできる眼のストレッチをご紹介したいと思います。
①追従性眼球運動
親指を立て(上下・左右・斜め)に手を広げて追視を行う!
*顔は固定し眼だけで追うこと! *お子様で顔が動いてしまう場合は、おもちゃ等対象物を用意してタッチして遊ぶようにして眼を動かします
②跳躍性眼球運動
対象物を何個か用意し、次から次へと眼を動かして遠くを見たり、近くを見たりと動かします。(上下・左右・斜め・遠近)
③両眼のチームワーク
寄り目・離す・素早く対象物に焦点を合わせる
以上の3つのストレッチをご紹介しました。しかし!その3つだけでは、見え方の練習に欠けてしまうかもしれません。その他にも…
④視空間認知トレーニング(形や等を見て、触って、動かす)という動作を繰り返します。模写の課題や折り紙等も良いかもしれませんね!
⑤眼と体のチームワークトレーニング(見たものに素早く反応して、体を動かす)模倣や動く物に眼で追いながら手や足でタッチ等楽しく身体を動かしていけるといいですね!
ざっくりではございますが、効果をお伝えします。
*手先が器用になる *文字を書き順通りに書ける *スラスラ読むことができる *板書のスピードアップ *物がはっきり見える様になる *記憶力アップ *字や図形を正しく描けるようになる *球技やダンスが上手になる
と、大きく3つの実践できる遊びを1日5分でもいいので、楽しく、遊び感覚で行えると良いですね!
以上のご紹介したストレッチや遊びは下記の書籍から抜粋しております!保護者にも読みやすくて、私は良くオススメしている本となっています!興味がある方は是非手に取って読んで見て下さい(^^)勝手にご紹介させてもらいました!
北出勝也 監修(2015)発達の気になる子の学習・運動が楽しくなるビジョントレーニング 株式会社ナツメ社