就学について

コロナの影響により、小学校の就学相談がずれているお子様が沢山いるかと思います。また、どの学校に進みたいのか、どの様な内容の学校があるのか未だわかりにくいこともあるかと思います。私が知っている学校についてお伝えしていきたいと思います。

就学先には、大きく分て通常学級・通級指導教室・特別支援学級・特別支援学校の選択肢があり、それを決めていくのは保護者です。

年長になってすぐに行なって欲しいことは、「就学相談」それぞれの学区の学校がどの様な取り組みをしているのかも事前に確認しておくとスムーズに相談することができるかと思います。

簡単なスケジュールを説明します。

4・5月頃 就学相談のための説明会

6月頃 就学相談の申し込み開始

順次スケジュールにより、検査や行動観察

区にもよりますが、早くて12月頃に通知の案内がくる方もいます。取り組むことが遅れてしまうと3月ギリギリに決まることも珍しくはありません。そのため、不安でソワソワしたまま年長生活を終えてしまうため、もっと準備してあげられることや、選択肢に対して悩む時間も設ける事ができるのです。そのため、私は自分の担当のお子様には早めに相談を受ける様にお願いしております。3月のギリギリに決まり、安心できないまま小学校を選んでしまう事も過去の経験にあったからです。

普通級+通級

通常学級に通いながら、週1回程度抜き取りで専門的な指導が受けられるのです。学区によっても異なりますが、学習面・社会性のフォローとまちまちなのです。現在では、どの学校にも通級は設置しているため、学校を変えて通う必要性はなくなってきました。しかし、通級にも①拠点校②巡回校があります。先生がどの様な頻度で在籍をしているかです。

特別支援学級(固定級)

教師一人に対して生徒が8人と決まっています。少ない中でのあそびややりとりを行える場所のため、上記の選択では厳しいとこの選択肢を進める事も少なくはありません。少ない人数であるからこそ、自分の良さをだす事もできて自己肯定感や自尊感情を育て易い環境にもなります。

特別支援学校

教師一人に対して生徒は6人と決まっています。障害児・病弱児・虚弱時に対して教育と自立を図ることを目的として知識や技術の習得を行う学校です。

この様に選択肢がいくつかございますが、一番お子様にとって、保護者にとって安心して預けることの出来る学校を選択して欲しいと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

言語について

次の記事

ダウン症の歩行について