ワーキングメモリー 〜③〜
今回の投稿は第3弾!ワーキングメモリーの3つの要素についてお伝えしていきたいと思います。
ワーキングメモリーは、3つの構成要素があります。
①言語的短期記憶
数・単語・文章といった音声にて表現される情報を保持する働き。
→この記憶が苦手だと国語につまづきがみられる
②視空間的短期記憶
絵や位置に関する情報を保持する働き。
→この記憶が苦手だと算数につまづきがみられる
③中央実行系
注意をコントロールし、高次の処理に関わる働き。
この①・②がうまく働くことで、注意のコントロールを行いその時の活動に注目することができ、認知に繋がるのです。
ワーキングメモリーは頭を働かすことにより、発達すると言われています。また、同じ年齢の中で比べた際には、上位と下位では大きな個人差があることを確認されています。
ワーキングメモリー の容量が小い子の特徴は・・・・
*指示を忘れる *複雑な課題をしている時に、自分が何をしているのか分からなくなる
*記憶と保持が同時に必要となる課題に失敗する *途中で課題を投げ出す傾向がある。
ワーキングメモリの言語性ワーキングメモリが大きいと、先生に言われた言葉を素早く板書することができます!
また、言語性ワーキングメモリが少ないと、何度も黒板をみて書き写すのにも時間がかかる。また、書き写すだけになってしまうと、いっぱいにな最後まできくことができないのです。