タオル遊び実践して見ました…〜Q &A〜
現在、日曜日に保護者向けに自宅でできる遊びなどを感覚統合の話を交えてお伝えしております。その中で、体幹や腕の力、力の調整の練習の意味を込めてタオル遊びを紹介しました。
実際に実践してみたところ、思っていたよりも子どもの反応を引き出す事ができないや、どの様にしたら上手くいきますか?などの質問をいただきました。実際困っていお子様に実戦してみて思ったことや、工夫の仕方をお伝えしていければと思います。
紹介した遊び方について
① 互いに端っこをもち、綱引き
② 股の間に挟んで、タオルを奪え
③ 床にタオルを敷いて、片足を載せて引っ張る
以上の3つを紹介しました。実際の効果については、腕の力で引っ張る事で関節の動きを感じる。また重さを感じる事で軽い・重いを感じてもらい力の調整につなげる。体の動かし方のイメージをつけてもらう。固有感覚が鈍いお子様に対してのアプローチをメインとしておりました。
実際にママが行ってみて・・・
綱引きはイメージができたけど、股に挟むときに何度もタオルが落ちてしまう。お互いに引っ張る概念が子どもにない為、成立しにくい。タオルの上にのるだけで、足をひく事が難しい。などの質問がありました。実際に行ってみると・•・•。
ママ達が言ってた通りでした。そして、私が工夫した事!
①引っ張りあいをする時に、子どもの力が弱いなと感じた場合。子どもが引っ張るタイミングをみて、大人の体を近づけてあげてください。(すなわち!負けてあげる)何度か試していく中で、もっと引っ張ってみよう!となる為。その後はあえてママが勝ってみたり。パパとママが対決して見たりなど行ってみてください。
②股の間からタオルが抜け易い場合。タオルの端っこを一度結ぶ。そうすることで引っかかりができる為力を入れやすい。また、それでも難しい場合は小さな柔らかいボールを股の間に挟む。その後、ママ等が外そうとしてみてください。取られない様に必死になると思います。
③床にタオルを置いて足で引っ張れない場合、一度座って行ってみてください。また、隣に座って、一緒に引く動作を行ってみるのもありですね!
それでもできない場合!魔法の絨毯に切替ちゃえ( ^ω^ )お子様にタオルの上に乗り、ママが引っ張って移動をしましょう!または、レゴなどの軽いおもちゃを上に乗せてゆっくり運んであげるなどの遊びに変化させてみても良いですね!出来ないからダメではなく、できないからこそ、どの様に工夫するのとできるのかを考えてみると新しい遊びが生まれてきます!また、正解・不正解は遊びにはない為、好きな様にやってみてください!